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いろいろなビジネスモデルが学べる一冊 「なぜ、あの会社は儲かるのか」


12 07, 2012 | Tag,ビジネス書,ビジネスモデル

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編

ほしかったビジネスモデルは異業種にあり。異業種のビジネスモデルを移植するのだ。そういうコンセプトで作られた一冊。

企業が利益を上げるために行っている工夫がわかってすごく興味深かったです。こういう話って大好き。ビジネスモデルを知るということは世の中の仕組みを知るということでもあると思います。

いくつかのビジネスモデルをご紹介。


裁定取引

市場間の価格の差を利用して利益を上げる取引であり、価格差や金利差を利用して売買を行い、利鞘を稼ぐ。

スターマイカという企業は賃貸中のマンションは空室の場合と比べて平均25%安いことに目をつけて、賃貸中のマンションを部屋ごとに買い取り、賃貸中は家賃収入を得、退去後は売却益を得るというビジネスモデルを確立した。

市場の歪みに注目する手法。


レベニューマネジメント

需要を予測して価格を変化させながら、販売量と販売単価の積である収入を極大化する管理手法。需要と供給のバランスによって価格を柔軟に変化させる。

そもそもはホテルで導入されていたシステム。繁忙期は価格を高めに設定し、閑散期は安めに設定する。そうすることでトータルの収入を上げていくという手法。早割やら特割といった航空会社のやり方もこれ。

楽天バスサービスはバス業界にこのレベニューマネジメントを導入して革命を起こした。


ジレットモデル

髭剃りのジレットが始めたことから、こう呼ばれるようになった。髭剃りの柄の部分は安価もしくは無料で提供し、相対的に高く価格設定された替刃で利益を上げるビジネスモデル。

プリンタがまさにそうで、プリンタは本体の売り上げよりインク売り上げが会社の利益に貢献する。イー・モバイルのWi-Fiルータや携帯電話は本体価格はタダ同然で、通信料や通話料で儲けている。


ネットワーク効果

互換性のある財を購入する他の消費者の数につれて、財を利用する消費者の便益が向上する効果のこと。

加入者の多い通信会社に消費者が加入すると、料金の割引など、加入者が多い通信会社ほどそのメリットを享受できる。


フリーミアム

無料版で多数の顧客を誘引し、その上で、魅力を高めた有料版を購入してもらう。コスト的には、一部の有料版の顧客が多くの無料版の顧客の費用を負担している。

エバーノートやドロップボックスがそう。エバーノートは僕も有料会員になっているのだけど、つまり僕はこのシステムを支えている少数派の一人ということだ。ドロップボックスは10GB近く確保しているのでなんとか無料会員のままで粘っている。


他にも日本ゴア、スルガ銀行、コマツ、星野リゾート、ブリヂストンこれらの会社のビジネスモデルも興味深かったです。

こういう本を読むとずいぶんうまいこと考えられているので、これなら投資先としても魅力的なのでは?と思ったりもします。もはや遅いということに気づいて踏みとどまりましたが。


なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編
(2012/07/24)
山田 英夫

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メルマガというビジネスモデル


10 24, 2012 | Tag,ビジネスモデル

最近、メルマガが流行っていますね。よく読んでいるブログのいくつかがメルマガを発行するようになっています。例えば金融日記さんとか。

ブログを無料で公開して、メルマガに誘導する。月に840円で配信(月4回の配信、つまり一配信あたり210円)できたとして、千人の購読者がいれば、それだけで月に84万円!です。月に、ですからね。すごい破壊力です。人気ブログなら可能な数字かもしれません。

インターネットならではのビジネスモデルだと思います。一人一人の負担は少なくてもそれがたくさん集まれば、相当な収益になります。

記事を有料にするとなると、内容もそれなりに期待に沿うものにしなければならないでしょうから、それはそれで大変そうです。

ブログのように今週は疲れたから、半分の文量でいいやとかそういう妥協は許されないでしょう。購読者が納得しないと思います。始めるには覚悟がいりますね。

本を出版して一気に知名度を上げ、メルマガにつなげるという手法もあるようです。元政治家のこの方(田村耕太郎の「君はこんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?」)はtwitterのプロフィールにメルマガのリンク先が貼られています。

そういえば、ホリエモンこと堀江貴文さんは、刑務所にいながらメルマガを収益源の一つにして今も稼ぎ続けていますよね(堀江貴文のブログでは言えない話)。

ネットやリアルで知名度があり、ネタが豊富で文章を書くことが得意な人にとっては魅力的なビジネスモデルかもしれませんね。




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ザッポスの奇跡 


04 21, 2011 | Tag,ザッポス,ビジネスモデル

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~
ネットショッピングといえばアマゾンを知らない人はいないでしょう。国産の企業なら楽天とか。ヤフージャパンも。

今アメリカでは靴を専門としたネットショッピングの会社、ザッポスが人気です。昨今、アマゾンに買収されましたが、その後もザッポスらしさは失わず、これまでと変りなく顧客にサービスを続けているそうです。

ザッポスが注目されている理由はいくつかあります。どうもそれは会社のあり方にあるようです。


商品ではなく、サービスを売る

ザッポスはカスタマーサービスは会社全体の使命と考えています。ネットで靴を買うなんて今までは考えられませんでした。私たちが通常お店で靴を買うときは必ず試着するはずです。ネットだとそれができません。

その弱点をザッポスは24時間営業年中無休、送料返品無料、返品は1年まで無料、と他社にはないサービスでカバーしています。

また、顧客へのメッセージカードというのが秀逸です。ザッポス社員からお客さん宛に手紙を書くのだそうです。とにかくお客さんへの気遣いという点で他社とかけ離れています。

ザッポスの社員は顧客へのサービスを誰かに言われたからではなく、自発的に行います。会社がそれを推奨しているわけですが、決して強制されて行っているものではありません。


10のコアバリュー

彼らを動かしているものに、10のコアバリューというものがあります。
  1. サービスを通して、WOW(驚嘆)を届けよ
  2. 変化を受け入れ、その原動力となれ
  3. 楽しさとちょっと変わったことをクリエイトせよ
  4. 間違いを恐れず、創造的でオープンマインドであれ
  5. 成長と学びを追求せよ
  6. コミュニケーションを通じてオープンで正直な人間関係を構築せよ
  7. チーム・家族精神を育てよ
  8. 限りあるところからより大きな成果を生み出せ
  9. 情熱と強い意志を持て
  10. 謙虚であれ
このコアバリューはザッポスにおいて強力なものです。

採用されたけれど合わない人には、会社側が2000ドルの採用辞退ボーナスを提示して辞めてもらうこともあるほどです。


エンパワーメント
ザッポスでは顧客をハッピーにするために、自分が必要だと判断するあらゆることを、自分の裁量で実行する権限が与えられています。

社員が自主的に考え、自主的に行動する。それが会社の業績向上に結びつくようなシステムになっているのです。


トリプルハピネス
ザッポスの社員には「月曜日が待ち遠しくてたまらない」という人がいます。社員が顧客を喜ばせることで幸せを感じながら働く。そのことで顧客が満足するからリピーターになってザッポスで買い物をしてくれる。結果、会社の業績がupする。良い循環です。



みなさんも経験したことあるかもしれませんが、私が今まで利用したことのあるネットショッピングサイトは、必ずといっていいほど”お問い合わせ”の連絡先が見つかりにくくなっていました。

聞きたいことがあるのに聞けない。そんな状態にストレスを感じることもしばしばでしたが、ザッポスだとそのようなことがないそうです。ザッポスでは顧客に電話対応することが一つの大事な仕事だからです。

いいですね。もし日本にザッポスが上陸したら是非靴を買ってみたいと思いました。

 >> Shoes, Clothing | Zappos.com Free Shipping

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~
(2010/12/21)
石塚 しのぶ

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