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【本】スノーボール ウォーレン・バフェット伝


03 10, 2010 | Tag,バフェット,,投資,伝記,偉人,名著

スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝
世界で最も有名な投資家、ウォーレン・バフェットさんの伝記です。
上巻、下巻合わせて約1200ページの大作。

本人が書いたわけではないのですが、これが公認の自伝だそうです。生い立ちから現在にいたるまで詳細に書かれています。株式投資をしている人にとっては必読の一冊でしょう。

スノーボール (下) ウォーレン・バフェット伝
かくいう私はインデックス、分散投資、のあまり何も考えなくてもいいポートフォリオを組んでいて、固有銘柄はわずかしか持っていません。今後、固有銘柄を買い増して長期に保有したいと思っているので、参考になる部分がたくさんありました。

本書には含蓄のある言葉が満載なのですが、その中からメモ書き代わりにここに書いておきます。短文でも意味が分かるようなものを集めたつもりです。


「私は小さな雪の玉(スノーボール)をずいぶん若いときから固めた。10年遅く固め始めたら、いまごろ山の斜面のずいぶん下にいただろう。だから、私は学生たちに、ゲームの先を行くように勧める。」

「ちょうどいいぐあいの雪があれば、雪の玉はかならず大きくなる。私の場合がそうだった。お金を複利で増やすことだけをいっているのではないよ。この世のことを理解し、どういう友人を増やすかという面でもそうだった。時間をかけて選ばなければならないし、雪がよくくっついてくれるには、それなりの人間にならなければならない。自分が湿った雪そのものになる必要がある。雪の玉は山を登って引き返すことはできないから、転がりながら雪をくっつけていったほうがいい。人生とはそういうものだ。」

「市場は、短期的には投票計です。長期的には重量計です。最終的に重さが肝心なのですが、短期的には投票数が重視されます。しかも、まったく非民主的な投票の仕方です。みなさんが身をもって学んできたように、残念なことに投票の質については、読み書き能力テストがありません。」

「投資とは、消費を延期することです。いまお金をだして、あとでもっと大きなお金になって戻ってくるわけです。本当に大事な問題はふたつだけです。ひとつは、どれだけ戻ってくるか、もうひとつは、いつ戻ってくるか。」

「株式は長く持っているものだ。生産性が上がれば、それにつれて株価も上昇する。(中略)他人が怖がっているときには貪欲に。他人が貪欲なときにはおそるおそる。ただし、市場を出し抜けるとは思わないこと。」

「自分の頭では理解できないようなテクノロジーが投資の判断に関わってくるような企業には手を出さない。たとえ素晴らしい利益が見込まれるとしても、その企業の成長にとって大きな人的問題が存在するような投資案件には参加しない。」

「投下資本に対して全体として満足できるリターンを達成出来ている時に、小刻みな状況変化にあわてて対応することでさらに数パーセントを稼ごうとするのは愚かしいことです。」

「私はブローカーやアナリストに相談したりはしません。物事は自分の頭で考えるべきです。」

「どういうところで働けばいいでしょうかとよく聞かれますが、いちばん尊敬している人のところで働くべきだと、いつも助言します。」

「株式市場が年10%以上の上昇をつづけられる条件は3つしかない。ひとつは金利が史上最低レベルに下がり、それが持続すること。つぎは、経済的なパイの取り分のうち、労働者や政府その他ではなく投資家に帰属する分が、すでに史上最高レベルになっている現状からさらに増えること。あるいは、経済が通常よりもずっと早く成長し始めること。」こうした楽観的な想定を用いるのは、希望的観測だとバフェットは評した。

師匠ベン・グレアム:「まずいアイデアよりもいいアイデのほうが、厄介なことになりやすい。いいアイデアにも限界があることを忘れてしまうから。」
ケインズ:「過去から類推して未来の成果を期待するのは危険である。」

バフェットとマンガーの共通項:考え方も似ていて、ビジネスは一生をかけて解決するパズルだと惚れ込んでいる。ふたりとも、合理性と正直が最大の美徳であり、興奮や自己欺瞞は過ちを犯す大きな原因だと見ている。成功のルールを導き出すために、失敗の理由をじっくり考える。

バフェット11歳頃、シティーズ・サービス株で売り時を見誤った時の教訓:
  1. 買った時の株価ばかりに拘泥してはいけない
  2. 良く考えないであわてて小さな利益を得ようとしてはいけない。
  3. 他人のお金を使って投資してはいけない

ミスターマーケットは主人ではなく、しもべである。グレアムはミスターマーケットという架空の気まぐれな人物を創造した。この人物は毎日株を売買している。不合理な価格をつけることも多い。ミスターマーケットが気まぐれにつける価格に惑わされてはならない。しかし、彼はときどき安く買って高く売るチャンスを与えてくれる。



バフェットさんのポートフォリオについてはコチラ↓のブログに詳しいです。

バフェットのポートフォリオ-2009年12月31日段階 | 投資十八番


株式投資って買いのタイミングと売りのタイミングを判断するのが難しいですよねぇ。

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【書評】史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール


04 22, 2009 | Tag,バフェット,投資,

史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
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引き続きウォーレン・バフェットさんに関する著作です。本作は以前に当ブログでも紹介したことのあるバフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵の続編とも言うべき本です。前作は哲学的な内容が多かったのに対し、今回の作品は財務諸表をどう読み解くか、株の売り時、買い時など、より実戦的な内容になっています。

以下の4点についてまとめてみます。

1.選ぶべき企業
2.財務諸表を読む
3.いつ株を買うか、いつ買ってはいけないか
4.いつ株を売るか

続きを読む »



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【書評】バフェットの株主総会


04 20, 2009 | Tag,バフェット,投資,

バフェットの株主総会バフェットの株主総会
(2009/01/23)
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世界で最も有名な投資家、ウォーレン・バフェットさんに関する本です。バークシャー・ハサウェイという会社のCEOかつ投資家かつ慈善事業家という側面を持っています。フォーブズ紙ではビル・ゲイツさんを抜いて世界1位の大富豪と評価された時もありますが、このことだけでも投資家として飛びぬけた能力を持っていることが分かります。

投資家以外に、自分の資産を少しでも効率よく運用させようと考えている人にとってもバフェットさんの投資術は気になるところです。

本書はバフェットさんがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社の年次総会で、株主の人たちに丁寧な質疑応答で答えている様子を元に、著者のジェフ・マシューズさんがもともとブログで公開していた内容を書きおろしたものになっています。

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