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金融リテラシー【本】2時間でわかる外国為替


01 09, 2009 | Tag,為替,FX,ディーラー

2時間でわかる外国為替 FX投資の前に読め (朝日新書)2時間でわかる外国為替 FX投資の前に読め (朝日新書)
(2008/11/13)
小口 幸伸

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知り合いに有名証券会社の為替アナリストがいるのですが、その人も「為替は予測不能だ」、というようなことを言っていました。

以前にFXの本を読んだことがあり、その時FXを始めようかと考えたのですが、考えただけでそのままになっていて、ちょうど良かったので、為替についての理解を深める目的で本書を手にとって見ました。


本書は為替の基本的なことから、高度な内容まで幅広くカバーしたものになっています。本書を読んで、FXや外貨預金を始めるかどうかは別としても、本書の知識を理解すれば自分で為替をやる時はもちろん、経済現象を読み解くときにも役に立ちそうです。

途中に出てくる金利と為替の部分では、直物レート、先物レート、スワップレート、ディスカウント、プレミアムなどの専門的な用語や数式が出てくるのでやや難解かもしれません。ただ、為替取引をするならココを理解するのが重要なようです。とは言っても私も完全に理解できたわけではありません。こういう知識は実際の取引で、使いながら体得していくものなのかもしれませんね。


景気や政策に大きく左右されるのも為替の特徴です。アメリカでビッグ3に公的資本を注入しないことが決定されたとき、ドルの価値が下がり、ドル売り円買いが進行すると、近年まれに見る円高水準になりました。

様々な経済活動と、多国間での相対関係により金利や為替レートは柔軟に変わっていきます。だから難しいのだと思います。



本書で最も興味深かったのは成功するディーラーの部分。
ディーラーのうち、本当に優秀な人は全体の1割。2割の人は完全にダメ。
そして、ディーラーの成功する条件は、「ストップロスを守れること(確実に損切りできること)」、「ここぞと思うときは大きくポジションをとれること」、「相場に謙虚なこと」である。




そして、これが覚えておきたい
「個人レベルで活かせる、上手くやるためのヒント14」
です。

1.金融機関の営業を信じるな
2.銀行ディーラーを信じるな
取引の回数を多くして手数料で稼ごうとしている。しかも、担当者と言えども為替に詳しいわけではない。銀行のディーラーはポジショントークで語ってくるので、短期的な見方しか出来ていない。

3.エコノミストを信じるな
4.ハウツー本を信じるな
エコノミストはそもそも為替に詳しくない。
「必ず儲かる!」というようなハウツー本を書いている元ディーラーはおおかた2割の完全にダメなディーラー。

5.信頼できる人を探せ
数少ない1割の優秀なディーラーにたどり着くには相応の努力が必要だが、この人脈は武器になる。

6.高い確率で勝とうと思うな
7.素人であることを自覚して謙虚に相場に向かえ
一発大きく当てるより、わずかな額でも利益を積み重ねていく方がよい。

8.順張りに徹せよ
逆張りはするな

9.誰でも儲かる時にやれ
10.メディアを利用して相場の方向性を感じよ

11.マスコミや評論化が8割方同じことを言うようになったら逆張りせよ
こうなったら市場は既に価格を織り込んでいるから。

12.ストップロスを置け
 これが一番大切かもしれない。

13.利食い千人力
利食いとは利益を確定させること。「もう少し待てばもっと良かったのに」と思わない。利食いした後また同じ方向なら、再度同じポジションをとればいい。

14.明快な話は信じるな
常に利益を上げるディーラーは意外なことに理路整然とした論理的タイプではなく、寡黙か饒舌でも支離滅裂タイプだったりする。


正直言うと本書を読んで、為替を始めてみる気にはなりませんでした。むしろ簡単に手を出さないほうが良いかなと思いました。確かに始めてみなければ分からないこともあると思うのですが、急いで始める必要もないと思うので。今はもう少し様子を見ます。



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