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ダーウィン誕生200周年の今年に。【書評】フィンチの嘴―ガラパゴスで起きている種の変貌


02 23, 2009 | Tag,自然科学,進化,ダーウィン

フィンチの嘴―ガラパゴスで起きている種の変貌 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)フィンチの嘴―ガラパゴスで起きている種の変貌 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
(2001/11)
ジョナサン ワイナー

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今年はダーウィン誕生200周年の年ですが、今日ご紹介する本はそのダーウィンが多大な貢献をした「進化」の話です。

今でこそ当たり前のことのようにに感じますが、人間は神が作ったものというの当時の常識でした。いつの時代も常識を覆すことはとても大変なことだと思いますが、本書はガラパゴス諸島を舞台にしてフィンチという鳥を題材に「進化」の過程を解き明かしていく本です。


ダーウィンの自然選択説というものがあります。

環境に適した個体が生き残り、環境に適さない個体が淘汰された結果、より環境に適した進化した個体が生き残っていくというものです。

ガラパゴス諸島に生息する「フィンチ」という鳥は、雨が多いと種としてその体は小さくなり、雨が少ないと大きくなります。これは、雨が多いとエサになる種子が小さくなるからそれに合わせた嘴の小さい、体も小さい個体が生き残るようになるからです。雨が少ない場合はこの逆で、体の大きい個体が生き残るようになります。

当然雨が多いか少ないかは年によってばらつきがあるので、この短期的な変化は化石のような結果には表れません。


フィンチの嘴を観察することでわかる大きなメリットというのは「進化」の過程を「化石」という間接的な証拠ではなく、「今現在起きている変化」としてわかることです。

フィンチの嘴は気候などの環境の変化によりその形態を変えるのです。本書の中にはフィンチの嘴を計測する科学者が登場します。


他にも本書ではウイルスが薬に耐性を獲得する機序もこの自然選択説から説明されています。実際には遺伝子の「変異」も関与すると思いますが、基本的な考え方としては間違っていないと思います。



せっかくなのでまだ読んでいない人はダーウィン誕生200周年の今年にどうぞ。


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