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ストレスとうまく付き合う方法


03 25, 2012 | Tag,ストレス

「苦しい」が「楽しい」に変わる本 ~ 「つらい」を科学的になくす7つの方法~
楽しいことをイメージする
この仕事が終わったら映画を1本観ようとか。そういったことだけでも脳内から分泌されてドーパミンが出るそうです。ドーパミンが出るとヒトはいい気分になります。


ポジティブに言い換える
例えば、「苦しい」を「試練」に、「失敗」を「経験」に言い換えるだけで物事の受け止め方が変わってきます。

以前一緒に働いていたことのある同僚が、ある時救急患者を1日に何人も入院させなくてはならない状況に陥っていることがありました。普通だったらもう無理、勘弁してくれと悲鳴を上げる状況ですが、彼は「いやー、こんなに手術をしなくてはいけない患者がいると、経験が積めてスキルが上がるわ。」と言っていました。

なるほど、そういう考え方もあるか。ポジティブだなー、見習いたいと思った記憶があります。


比較するのをやめる
他人と比べると苦しくなります。妬みや恨みにもつながります。ですから他人ではなく、自分と比較するようにします。過去の自分と比べてどうなったかと。


原因を無理に取り除こうとしない
変えられない原因を変えようと努力しても時間の無駄なことも多いです。
失敗したら、失敗した後どうやってリカバーするかに注力した方がいいです。


今にフォーカスする
不安の正体のほとんどは取り越し苦労だったりします。先のことばかり考えていると不安もどんどん大きくなります。今できることに集中しましょう。


相談する・表現する
気持ちを発散することは大事です。うっぷんを溜め込むとストレスも溜まる一方ですから、適度に発散できるようにしておいたほうがいいです。そういう意味で気が置けない友人は貴重ですし、ネットで発散するのも一つの手かもしれません。


人間ではなく、人間関係を変える
他人を変えるのは難しいです。しかし人間関係なら変えることができます。
人ではなく関係にフォーカスすれば、相手のいいところにも目を向けられるはず。


睡眠をとる、運動をする
睡眠はストレスを癒してくれ、運動はストレスへの耐性を高めてくれます。睡眠なら7時間程度はとりたいですね。運動はやりすぎには注意です。


楽しそうに生きている人たちは上に書いたようなことを自然にできています。

少しだけ考え方を変えてみるだけで、あなたも今までのストレスから解放されるかもしれませんよ。


「苦しい」が「楽しい」に変わる本 ~ 「つらい」を科学的になくす7つの方法~「苦しい」が「楽しい」に変わる本 ~ 「つらい」を科学的になくす7つの方法~
(2011/10/11)
樺沢 紫苑

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ストレスとはなんだろう


11 19, 2008 | Tag,ストレス,基礎医学

人として生きていくためには避けて通れないのがストレスとの関係であるように思います。
先日読んだ本、道は開けるでは”悩み”についてがテーマでしたが、今回は”悩み”と関連する”ストレス”がテーマです。

本書は、「そもそもストレスという概念はどうやって生まれたのか?」、「ストレスに対する人体の反応は科学的に説明するとどうなるのか?」という問いに対して分かりやすく説明してくれています。

ストレス学説の発展に関連して、アドレナリンやインスリンの開発の歴史、それに関わったノーベル賞受賞者たちの人間模様などもとても興味深く読め、この部分も本書の読みどころになっていると思います。

ストレスとはなんだろう (ブルーバックス 1604)ストレスとはなんだろう (ブルーバックス 1604)
(2008/06/21)
杉 晴夫

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「病は気から」とはよく言ったものです。

心の状態が身体に及ぼすということは既によく知られていることで、心身症という病名もあるくらいです。偽薬を投与して実際に病状が改善するプラセボ効果が存在することも「病は気から」を証明する事実でしょう。

実際の臨床でも、ある症状に対する原因について、ストレスが原因でしょう、という説明はしばしばされています。

病因を解明するのが臨床医学ですが、話はそう簡単ではなく、症状と病因が一対一で対応しないことがよくあるのです。


例えば、インフルエンザの特異的な症状と言えば激しい高熱と関節痛、筋肉痛などがありますが、非特異的な症状には通常の風邪症状と変わらないような微熱、鼻汁、咽頭痛などがあります。

簡単に言うと、診断に直結するような症状が特異的な症状ということです。



非特異的症状に着目し、ストレス学説を築いたのが本書の主人公であるハンス・セリエさんです。

人体になんらかの機械的刺激や精神的刺激が加わると、身体が反応して非特異的な症状を起こします。

ストレスのせいで胃潰瘍ができたり、免疫機能が低下したりします。また、緊張して手に汗をかいたり、心臓がドキドキするのもストレスに対する自律神経を介した身体の反応です。



精神的なストレスに対する反応は、脳に入力されたストレスが神経分泌ニューロンを介して自律神経系や、ホルモン分泌の中枢である視床下部に電気信号として入力されることから始まります。

自律神経系には交感神経と副交感神経がありますが、これらは対の働きをしていて、たとえば交感神経は心臓をドキドキさせますが、副交感神経は心臓をゆっくり動かします。イメージとしてはピンチにの時に活発になるのが交感神経で、リラックスしている時に働いているのが副交感神経です。

ストレスに暴露され続けていると、身体に対して慢性的な変化を起こします。
高血圧などは好例です。
三大疾病の中に心筋梗塞や脳卒中がありますが、これらの原因に高血圧が少なからずあります。



私たちの心の状態と大いに関係がある”ストレス”ですが、これにどう対処していくかというのが永遠のテーマになります。

ストレスへの対処法というのは、ストレスをストレスとして認識しないようにする、ということしかないのだと思います。ある人には精神的なストレスでも、他の人にとってみれば精神的ストレスとして感じないこともあるわけですから。

本書では、そのためには”意思の力を利用する”ということ以外は書かれていませんが、他にも工夫の余地はあるようにも思います。

行き着くところは外的ストレスに対する自分の感情にどう対処するかということになるのだと思いますが、一つの解決策として道は開けるでも書いたようなことが役に立つでしょう。



本書では本当に優れた科学者は課題解明者ではなく、課題発見者であるということが主張されています。

たしかに、本日のテーマである”ストレス”のように、何となく皆が感じていることを課題として設定できる力が大切なんだと思います。

そういう意味でハンス・セリエさんは科学におけるイノベーションを起こしたと言えるのだと思います。




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