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ジェネリックをもっと普及させるには


10 21, 2010 | Tag,医薬品,ジェネリック

ジェネリックで医療費削減に NHKニュース
ジェネリック医薬品は、特許が切れた新薬と同じ成分で作られた後発薬で、開発費用が抑えられるため、新薬に比べると2割から7割程度、価格が安くなっています。

医療費削減という点から魅力的なジェネリックであるが、まだ実際に現場でジェネリックを積極的に使ってはいない。

処方することもできるのだけど、正直なところ処方する気にならない。


ジェネリックは先発薬とほぼ同等の効果が見込める薬で、値段が安い。値段が安ければ処方される患者も喜ぶし、赤字経営に苦しむ協会けんぽにとっても嬉しい。

それは分かる。僕はジェネリック使用を促進するという考え方については賛成である。

それなのに使う気に成らないのは、”ジェネリックがあまりに医師にとって不親切”だからだ。


先発薬は長い時間をかけて、薬を処方する立場にある医師に浸透していく。だから薬の名前が分かれば、どんな薬かだいたい判断できる。

ところが、ジェネリックだとその薬にどんな効能があるのか思いつかないことが多い。仕方がないから調べるわけだが、電子カルテですぐに検索できるとはいえ、大量の薬を内服している患者さんの薬を一から調べ上げるのは非常に手間がかかる。

入院してきた患者さんが持っていた薬が入院先にない場合がある。これがまた困ったもので、薬の名前が変われば用量が変わるし、配薬ミスにつながりかねない。

そんなわけで”わかっちゃいるけど、できるだけジェネリックは処方したくない”となってしまう。


どうすればいいのだろうか。

例えば、ジェネリック医薬品の名前の脇に先発薬の名前を書く、もしくはカッコ書きで薬品名も一緒に表示する、とかどうだろう。

これならだいぶ助かる。

表記を少し変えるだけなら、難しいことではないだろう。

処方する人にとっても優しい薬であってほしい。


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0 CommentsPosted in 日記

じつのところ、ジェネリック(後発薬)と先発薬は同じではない


07 08, 2010 | Tag,医薬品,先発薬,後発薬,ジェネリック

処方箋には後発薬品”変更可”、とか”変更不可”といった部分にしるしをつける部分がある。医師が特別”不可”と判断しなければ”可”になるしくみになっている。

後発薬品は先発薬品と効果や副作用に差はないというのが大方の認識だろう。

だからこそ、

後発医薬品では、有効性・安全性については既に先発医薬品で確認されていることから、安定性試験・生物学的同等性試験等を実施して基準をクリアすれば製造承認がなされる後発医薬品 - Wikipedia

となっている。


しかし、

薬というものは、主成分さえ同じならば何でも同じように効くというものではない。錠剤の成形には賦形剤(ふけいざい)と呼ばれる別の成分が多量に加えられるし、溶解度をよくする、副作用を抑えるなどの目的で添加物が用いられることも多い。

こうした成分との混合比率、製剤方法などには文章化できない細かなノウハウがあり、それによって溶解度や吸収性が変化し、効き目にも影響を与えることがある。

実際のデータを見ると、完全に同等なものばかりではなく、安全域が狭い薬などでは心配も残る。

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というのも事実。

twitter上では@Dr.Pooh08さんが、以下のようなつぶやきをしている。

18420-412666130b561784.png

おそろしい。。

後発薬品は新薬の7割から3割の値段である。患者負担が少ないにこしたことはない。

しかしながら、こういう事実があるとなると、安易に後発薬を処方していいものかと考えさせられる。

ちなみに、後発薬の普及率は、米国63%に対して日本16.9%である。


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(2010/01)
佐藤 健太郎

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