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ビタミンDとカルシウム


02 26, 2013 | Tag,サプリ

ブログ更新してます。

医学ネタ。ビタミンDサプリを意識して摂取している人は要チェック。

 >> ビタミンDはカルシウムと一緒に摂取すべし | メタノート.com

ビタミンDの作用機序を考えるとそりゃそうだな結果かも。



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コンドロイチン、グルコサミンの効果 論文(NEJM)から


11 16, 2010 | Tag,整形外科,サプリ,NEJM,論文,コンドロイチン,グルコサミン

新聞を読んでいると、コンドロイチンやグルコサミンのサプリの宣伝をよく見かけます。

”関節痛をなくして、痛みのない快適な生活を”という内容のものです。

若い人は興味がわかないかもしれませんが、高齢者にとって関節に痛みがあるということはとても大きな問題です。

高齢者の膝痛は変形性膝関節症に由来するものが多く、町中で見かける高齢者のO(オー)脚はほとんどコレです。

膝の軟骨がすり減って、さらには骨の変形をきたすものだ。一種の老化とも考えられます。だから、若い頃のような膝に戻して欲しいと言っても、それは難しいのです。

なので通常、治療は 貼り薬飲み薬などの鎮痛薬を用いたり、運動療法などの理学療法を用います。理学療法というのはリハビリのことですが、リハビリの効果はあなどれません。なかなか患者さん自身に指導しても長続きしないということが多いのですが。。 

それでもダメな人は膝関節の中にヒアルロン酸の注射をします。

それでもダメなら人工膝関節などの手術の適応となります。人工関節の手術は昔と比べてだいぶ進歩しており、比較的安全にいい長期成績を残せるようになってきています。

しかしながら、誰しも初めから手術を望む人などいません。医師もできれば手術をせずに治せればいいと思っています。


そこで、軟骨がすり減るんだったら、それを作るような物質を摂取すればいいのではないか?という発想に至ります。

軟骨を構成する成分にコンドロイチンやグルコサミンなどがあるので、これをターゲットにしてみてはどうか?と。

たしかにコンドロイチンやグルコサミンを摂取することで軟骨が復活するようなことがあればいいのでしょうが、実際のところどうなのでしょう。

現在市販されているサプリはこの点に注目しているわけですね。


しばらく前の論文ですが、NEJMというメジャーな論文でそのことについて検討されていましたので紹介しておきます。

Glucosamine, Chondroitin Sulfate, and the Two in Combination for Painful Knee Osteoarthritis ― NEJM

この論文が示しているのは、コンドロイチンやグルコサミンは内服しても、明らかな効果を認めなかったということ。有意差をもって効果が証明されてはいません。

結論のところでさらなる研究の継続が必要ということが付記してありますが、絶対効きますということは決して言えないということです。

「痛みに対しては効果があるかもしれないし、内服しても大した副作用はないから、飲みたい人は飲んでみればいいかもしれない。」という程度です。


それなのに、サプリの売り手があたかも根本的な治療になるかのような誇大広告を打つのはどうなんでしょうかね。

あれを見たら、消費者はとてもよく効くと思ってしまいますよ。僕のまわりにもそう思っている人がたくさんいて、よく相談されます。

新聞などで一面を使って広告が掲載されているのを見て、そう感じた次第です。


グルコサミン - Wikipedia

コンドロイチン硫酸 - Wikipedia

軟骨 - Wikipedia




グルコサミンは変形性関節症に効くのか?


11 03, 2009 | Tag,整形外科,サプリ

ちょっと前から体調を崩してしまいました。

自分が体調を崩したとしても、毎日は過ぎていくわけで、明日からもびっしりと仕事の予定は入っています。

そんなわけで自宅療養しながらあまりにも手持無沙汰なので、たまってた未読論文を読んでみました。


読んだのはコチラ

What's new in total hip arthroplasty. Huo MH, Parvizi J, Bal BS, Mont MA. J Bone Joint Surg Am. 2009 Oct;91(10):2522-34. Review. No abstract available.

人工股関節の話。


この中の一部にこれって一般の人が聞いても役立つ内容だなーと思った部分があったのでエントリーしておきます。

高齢になってきて、股関節や膝関節が痛くなってくる場合がよくあります。そんな股関節痛や膝関節通の主要な原因として変形性関節症があります。

変形性関節症になると、軟骨がすり減り、ひどくなると骨までえぐれます。経験したことはないですが、それはもう痛いそうです。

こういった大きな関節に痛みを生じる原因があると、ちょっとした動作で痛みを感じることになります。患者さんにとっての生活の充実度は著しく下がることが容易に想像できます。

手術なんかしなくてもなんとか変形を良くしようというのが患者さんの希望だと思います。

外来診療をやっていても、そういった患者さんは後を絶たず、新聞に載っていたコンドロイチンというのは効くんですか?飲んでいいですか?と聞かれたりします。

そんなコンドロイチンの効果について発表した論文はコチラ↓

Effect of glucosamine sulfate on hip osteoarthritis: a randomized trial. Rozendaal RM, Koes BW, van Osch GJ, Uitterlinden EJ, Garling EH, Willemsen SP, Ginai AZ, Verhaar JA, Weinans H, Bierma-Zeinstra SM. Ann Intern Med. 2008 Feb 19;148(4):268-77.

関節軟骨の組成は水がほとんどで70%くらい。コラーゲンが15%くらいで、プロテオグリカンが5%くらい。残りが細胞成分です。

グルコサミンはプロテオグリカンの構成成分です。プロテオグリカンが凝集する段階でヒアルロン酸が登場し、軟骨として外的な圧力に耐えられるような構造を生み出します。


そんなグルコサミン内服の効果ですが、プラセボと比較しても効果に差はない。つまり、コンドロイチンの内服は病気の抑制に効果がないということです。


サプリとして飲んでいても大きな害はないでしょうから、患者さんが飲むのを阻止することはしません。薬を飲むことに生きがいを感じているような高齢者もいます。


でも、こういう公開された情報は伝えるべきなんでしょうね。



はやく体調を戻さねば・・・


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