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障害者と仕事とイノベーション


03 17, 2012 | Tag,イノベーション,障害者,仕事

あまり知られていないかもしれませんが、整形外科の中には障害者医療に深く関わる立場の人もいます。

手術もやりますが、リハビリテーションを中心とした医療です。僕も一時期そういう病院にいたことがあります。

患者さんは生まれつき障害を持って生まれてきた人たちや脳梗塞など後天的に障害を持った人たちなど色々です。

さまざまな福祉サービスを利用してなんとか生活しているその人たちを見ると、彼らが仕事をする姿というのはなかなか想像できませんでした。

この本を読んではっとしました。

イノベーションの知恵


障害を持っていても働けるような環境を提供している企業があるんです(社会福祉法人 むそう)。

この企業では障害者を労働者として雇うことで、彼らの社会活動への参加を促しています。それでいてきちんと利益を産み出しているところがすごいと思います。

たしかに障害者の中には仕事どころではない人もいます。しかしながら、雇用者が工夫をすれば労働力として雇えるくらいの障害の人もいます。搾取とは違います。

働く力がある人に対して、働く機会を与えない社会というのは逆に残酷かもしれません。

仕事というのは生きていることを実感するための手段でもあると思うのです。

障害者に仕事を与え、社会活動への参加を促しているこの企業の試みは素晴らしいと思います。


この本では先ほど挙げた”むそう”という会社以外に、旭山動物園、京都市立堀川高校、JR東日本エキュート、再春館製薬など実在する企業を取り上げています。

これらの会社が産み出した実例を元に、イノベーションを生み出す過程について分析しています。

実例が豊富なので、とても興味深く読める一冊だと思います。

イノベーションの知恵イノベーションの知恵
(2010/10/21)
野中 郁次郎、勝見 明 他

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発想のヒントにも使える一冊 【書評】コトラーのマーケティング思考法


03 24, 2009 | Tag,ラテラルシンキング,ブルーオーシャン,イノベーション,キャズム,創造のヒント,名著

コトラーのマーケティング思考法コトラーのマーケティング思考法
(2004/04/23)
フィリップ・コトラーフェルナンド・トリアス・デ・ベス

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2004年の本なのになぜか書影がありません。

本書はブルーオーシャンを開拓するには?イノベーションを生み出すには?といった問いに対して手助けになりそうな一冊です。キーワードはラテラルマーケティング。それに対する反対語はバーティカルマーケティングです。本書はラテラルマーケティングの手法でブルーオーシャンを切り拓こうというのが主旨です。

これ、マーケティングの本なのですが、発想の転換という風にも読めて、新しい価値を生み出したいと考えている人全てに役立つ内容だと思います。

ではラテラルマーケティングとはどういったものなのでしょうか?
ニーズ、顧客、状況・用途、市場と考えるべき次元はいくつかありますが、いずれにも共通する考え方を紹介したいと思います。

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イノベーションのジレンマ


06 23, 2008 | Tag,イノベーション

破壊的イノベーションって、初めに持ったイメージだと悪い印象だったんですが、
そうじゃないんですね。
わたくし知りませんでした。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
(2001/07)
クレイトン・クリステンセン玉田 俊平太

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まずイノベーションってなんだ?
というところから始めなければいけないレベルだったんです。お恥ずかしい。

かなり噛み砕いて言うと、”新しいモノを想像する”というふうに私は理解しました。


HD、フラッシュメモリー、インクジェットプリンター、ホンダのスーパーカブ、インスリン(ノボリン)


これらは破壊的イノベーションです。
少し興味を惹かれましたか?


そして、本の題名にもなっている”ジレンマ”って何?という話ですが、
既存の大企業が製品をより良く改良していく方法が”持続的イノベーション”で、
新たな小企業からこれまでの市場をひっくり返すような大きな発展を生み出すものが”破壊的イノベーション”です。
で、これら2つのイノベーションがなかなか一つの企業で共存しないことが”ジレンマ”ということなんですね。

さらにジレンマについて

1.企業は顧客と投資家に資源を依存しているので顧客の意向に沿わないものには参入しにくい
2.破壊的イノベーションはまず小規模な市場で生まれ、成長するが、小規模な市場は大企業の目的を満たさない
3.かつて存在していなかった市場は今後どうなるか予測できないため、大企業はその市場に挑戦しにくい
4.組織の能力は例え有能であっても、闘う場が変わると無能になる
5.破壊的イノベーションの萌芽の時点で、技術の供給と市場の需要は均衡していない。市場の需要の方が小さい

それ故、破壊的イノベーションは安価な市場で大企業とは別の小企業から生まれる、と。

大企業は全く別の組織として子会社を立ち上げて、破壊的イノベーションの開発に取り組むといいということでしょうか。

個人的にはヒューマリンとノボリンというインスリン製剤は知っていたんですが、ノボリンが後発で破壊的イノベーションによって利益を急速に伸ばしていたという事実が印象的でした。



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