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「アウトプットのスイッチ」


07 06, 2012 | Tag,アイデア,

アウトプットのスイッチ

ヒット商品の裏には僕ら消費者の感覚に訴える何かがあるはずです。その何かにはどうやったらたどり着けるのでしょうかね。

仕掛け人の考え方を見てみるのが一番手っ取り早いかも知れません。

今日の一冊は熊本県の公式キャラクター、”くまもん”を生み出した水野学さんによるものです。

著者はくまもん以外にも、ブリヂストンサイクル”HYDEE.B”、中川政七商店くつしたブランド”2&9”などのヒット作を生み出しています。

著者がたくさんアイデアを出して、その後どうやって整理して形にしていくのか。

例えば本書では

  散らかす
  ”いる/いらない”に分類する
  優先順位をつける

というプロセスを紹介しています。このプロセスは紙やホワイトボードに書きだしてみるのが大切だと思います。


本書では最後に「生物と無生物のあいだ」の著者である福岡伸一さんとの対談が掲載されています。

個人的にはこの二人の対談がすごく良かった。

福岡さんは著者のアウトプットプロセスを昆虫採集のようだと言っています。何かをするためにいろんなものを探してくるところとか。分かる気がしました。

アイデアの作り方からアウトプットの方法まで。深い一冊です。


アウトプットのスイッチアウトプットのスイッチ
(2012/04/06)
水野 学

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ロングセラー商品の舞台裏


08 23, 2011 | Tag,アイデア,

ロングセラー商品の舞台裏―ヒットを続けるのには理由がある
長くたくさん売れ続けるには理由があるのですね。

カップヌードル、ヤクルト、金鳥の蚊取り線香、ホッチキスなどなど。

なかには龍角散とか仁丹など、ほんとに今も売れているのか!?といった商品も載っていますが、全体的には納得のヒット商品を紹介してあって興味深いです。

どのヒット商品も着想が素晴らしくて感心します。


例えば日清食品の大ヒット商品、カップヌードルです。

日清食品にはそれ以前に、今も人気のチキンラーメンという商品を持っていました。当時麺といえば丼ぶりで食べるものというのが常識でした。

当時の社長安藤百福さんはインスタントラーメンを海外でどうやって普及させるかについて考えていました。

そこへアメリカ人がチキンラーメンを割り、紙コップに入れ、お湯を注いで食べていたのを見たのだそうです。その時「これだ!」とひらめいたそうです。麺をカップに詰めれば丼のない海外でも受け入れられるはずだと。

ひらめいたはいいですが、それを商品にするというとまた問題が立ちはだかります。包装をどうするかとか、中身はどうするかとか。

しかしながら、日清食品は見事にそれを乗り越え、大ヒット商品カップヌードルを生み出しました。

カップヌードルの断面図を見ると感心します。底部は中空になっており、湯のまわりがいいとか。麺は上が密になっていて、下は疎であるとか。おいしく食べるための様々な工夫が凝らしてあるのです。


ヒット商品を生み出すためには「あるといいながある」みたいな着想も大切ですし、それを具体化する実行力も大切なんだと感じた次第です。

ロングセラー商品の舞台裏―ヒットを続けるのには理由があるロングセラー商品の舞台裏―ヒットを続けるのには理由がある
(2010/06)
成美堂出版編集部

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【本】考具 ―考えるための道具、持っていますか?


03 04, 2010 | Tag,アイデア,創造力,考える力

考具 ―考えるための道具、持っていますか?
著者は博報堂で日々アイデアづくりに励まれている方です。初版が2003年で現在第29刷ですから、本書の人気が伺えます。

アイデアづくりの本質的なところから細かいテクニックまでいろいろと参考になる部分がありました。

私の場合、まあ、そんなにアイデアを求められることもないのですが、何か新しいことができないか時々考えたりします。なので、クリエイティブな人間になりたいとこういう本を手に取っています。


本書では、考えるための道具、「考具」が21個紹介されています。

ポストイットからマンダラート、マインドマップといった小技から、新しいアイデアを考えるための本質的なことも書かれていました。



新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせである

特殊な能力を持った人だけがいいアイデアを考えているかというとそうでもない、と著者は言います。誰でもいいアイデアを作れると。

勇気づけられます。

本書に掲載されている「考具」はそのための道具です。



アイデアを生み出すためにはインプットの量を増やすこと

アイデアのもとになるものが必要です。何も無いところからアイデアは生まれないということです。

たくさん本を読んだり、映画を観たり、TVでもいいのかもしれない。とにかく考えるための材料を増やすということです。

注意したいのは本書の中の以下の言葉。

アイデアあふれる人たちとそうでない人たち。見聞きしている物事はほぼ同じ。違いは意識しているかどうかの一点。


ただなんとなく見たり聞いたりしていてはいけないということですね。アウトプットベースで考えていく。

意識しようと思っているんですが、これがなかなか難しい。

「考具」としてカラーバス効果やフォトリーディングが紹介されていましたが、これらは先にアウトプットの目標があって威力を発揮するものなんですよね。



アイデアを生み出すためには日頃からアウトプットも増やすこと

メモすることの効用は、頭の中にあるものを外に出す作業をすることにある。手を動かすことでモヤモヤしたところから出す。不完全であっても一度確定させる感覚。


モヤモヤの中からいいアイデアが生まれたり。なんの関係もない思いつきからいいアイデアが生まれることもあるそうですよ。いちいちメモしておくことは大切ですね。メモメモメモです。

考具だと、マンダラートとかマインドマップが使えそうです。

できるだけ絵で考える。


シンプルだけど効果がありそう。言われてみてはっとしました。わかってたけど、あまり実行に移せていない。今度こそ取り入れることにします。


マインドマップはときどき使っているので、今気になっているのはマンダラートですね。iphoneアプリ、iMandalArtを買おうかどうか思案中です。



なんとなくこのままじゃいけないような気がする人、ちょっと視点が変わるかもしれません。おすすめの一冊です。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?考具 ―考えるための道具、持っていますか?
(2003/04/04)
加藤 昌治

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創造力を養うために、まずこの本を読んで「アイデア筋トレ」始めてみては? 【書評】アイデアパーソン入門


05 09, 2009 | Tag,知的創造,創造,アイデア

アイデアパーソン入門 (講談社BIZ)アイデアパーソン入門 (講談社BIZ)
(2009/01/08)
加藤 昌治

商品詳細を見る


「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせにしか過ぎない」というのはジェームス・ウェブ・ヤングさんの言葉ですが、この言葉は本書の特徴を端的に表しています。

アイデアを生み出すために必要なのは突出した才能ではなく、直接的な体験や読書や映画などの間接的な体験、知識を組み合わせて、それを一つ上の階層に引き上げるということです。一回のひらめきよりは普段の訓練からいいアイデアが生まれるのです。



まずはアイデアのもとになる要素を蓄える必要があります。

私たちが普段からできることが

「ぶつかる」「押さえる」「ほる」

です。例えば、


○○文学賞決定のニュースをテレで見る。 (ぶつかる)

迷ったものの、素直に受賞作を買って読む。(押さえる)

止まらずに一気読み。過去の作品含めて大人買い。(ほる)




この3つの動機になるのが自分の持っている「好奇心」です。目にしたものをおもしろいと感じるか、もっと知りたいと感じるかで創造のもとになるものを手に入れられるかが違ってきます。カラーバス効果という言葉がありますが、それです。

こうやって創造力のもとを蓄積しておくことがアイデア発想の手がかりになります。何もないところからは何も生まれないのです。



実際にアイデアを広げていくための2技

1.分解
2.ずらし

居酒屋で、高級日本酒専用グラス別料金セット商品にする



例えばこの文章。下線のように分解してみます。

次はオズボーンのチェックリストというのを使って一つ一つの単語から連想ゲームのような感じでいくつもバリエーションを作っていきます。

オズボーンのチェックリスト
1.転用
2.応用
3.変更
4.拡大
5.縮小
6.代用
7.置換
8.逆転
9.結合



居酒屋という言葉なら、スーパーや焼き肉屋や焼鳥屋、ハンバーガー店、ドライブスルー、などに転用、変更してみたり。

高級日本酒という言葉なら高級ウイスキー、高級焼酎、店にある全部の酒、などに変更、代用してみたり。

専用グラスという言葉なら持ち込みマイグラスなどに代用してみたり。


このようにチェックリストをヒントに発想を広げていきます。ここで出てきた言葉は紙に書き出すことが重要です。著者の加藤さんもメモをとりまくることの重要性を強調していました。この時、アイデアの完成度は全く気にしないようにしましょう。アイデアをもうワンランクアップさせるのはまた別の工程になります。


アイデア創出の過程で一番難しいのは、アイデアの原石というか、もとになる手がかりを生み出すことだと思います。本書はそのヒントになる一冊だと思います。




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